内田の生い立ち〜中高生編1

内田の生い立ち中学、高校編です。

私立の学校に入学して中学生活がスタートします。

入学してマーチングバンド部(当時はトランペット鼓隊と言う昭和感漂う名称でした。)に入部します。

マーチングバンド部といっても入部当初は踊るのが好きだったので、
バトン部で、バトンを回したり、踊ったりしていました。

この学校は中高一貫校なので、
中1から高3までが同じ部活の中で活動するんですが、
私が入部した時の高3生は恐ろしく怖くってですね。。。笑

もうね。毎日声が枯れるまで謝ってばかりいました。

ある時は雨の中、裸足でバス停まで謝りに行ったりしてた。

「恥ずかしいからやめて」とか言われながら、
謝らなかったら謝らなかったで怒られるからとりあえずひたすら謝る。笑

全国大会に出場するくらいレベルも高かったのですが、
その分ものすごく厳しい部活でした。

不思議とそれがつらくて行きたくないとは思ったことはありませんでした。

(練習中のマラソンが嫌でサボりたいことはあった。)

そう言う上下関係がダメで、
やめてしまう人も多い部活でしたが、
辞めようと思ったことは6年間で一度もありませんでした。

なんで辛くなかったのかなぁと思いますが、
やっぱり単純にバトンが楽しかったんだろうと思います。

後は同じ学年の友達に恵まれてたからかな。

中2の冬。

マーチングバンドの全国大会を控えて、
大編成で出場するのに人数が足りないと言うことで、
バトンから楽器の方に3人借り出されました。

不足していた楽器が、

● トランペット

● フリューゲル

● ベース(チューバ)

です。

小柄な2人とぽっちゃりした私。

選べないよね。。。

トランペットとフリューゲル。

空気読んでチューバに行きました。笑

結構すぐに音も出たし。
この時チューバを選んだおかげでかなり肺活量は鍛えられたと思うので、ラッキーだった。

この年のドリル演奏のテーマがミス・サイゴンで最優秀賞を受賞しました。

これがその時の演奏です。
わかりにくいけどチューバの中に私います。

本当に動画を見てもらうとわかりますけどチューバ持って走ってるからね。

マジで大変だった。

この部活にいることで、体力と精神力の両方の基礎力を相当上げたと思う。

この経験は本当にできてよかったと思っています。

先日学校に行った時に聞いたら、今はそんなに厳しくなくて、
みんな仲良く練習に励んでいるそうです。

でもね。外的要因のストレス耐性みたいなのの強化には悪くなかったなぁと思っています。
(どんだけドM。笑)

不思議なものですね。

半分以上辛かったはずなのに
過ぎてしまえば、それをやりきった自信が残りますし
全部ひっくるめていい思い出です。

もし、これが楽しいことだけだったら自分のやりきったという自信や想い出になったかなって思う。だから本当に厳しくて良かったと今は思ってる。

ちなみに、この全国大会のあとバトンに戻る選択肢もありましたが、
結局高校3年までチューバを吹き続けました。

ここで出会ったミュージカル「ミス・サイゴン」がきっかけで
舞台の道を進むことになります。

部活以外の話は中高編その2で♪