朝都内に向かうのに京急に乗っていたんです。
京急って、新幹線みたいに横に2人で並ぶタイプの車両があるんですが、それに乗っていました。
前の座席の窓側に60〜70代くらいのおば様
通路側に20〜30代くらいの若い女性
泉岳寺が終点だったのですが、終点が近くなって来て、でもまだ到着してなくて、扉も開いてない時におばさんがこんな風に言い出したのです。
「もー、荷物があって出れないじゃない。終点なのに!」
そう言って若い女の子のカバンを叩いていました。
女の子はさっと立ち上がって道を開けていました。
まずね。着いてから立てば良くない?
次に、それが通してもらう態度か?
何故そうなる。
もし、乗り換えとかでサッとおりたいのであれば、
「ごめんなさいね。ちょっと通してね」って言えば済むことなのに。
そう言うとね、口は悪いけど悪気はないと言う人がいる。
だけど、悪気がなかったら人の心を傷つけても良いのか?不快にさせても良いのかってことになる。
言葉は一番簡単に人を傷つける事ができる武器になるし、一番簡単に人を癒せるものでもある。
その人がコントロールして使わなくてはいけないものなのです。
きっとそのおばさんも誰かから同じようなことをされて来たのだと思う。誰かからされているとそれが特別な事、悪い事じゃなくなってたりする。
でも、それは自分でその中から抜け出さないといけないよ。
それが大人が成長していくって事だと思うよ。
あのお姉さんはどう思って一日過ごすかわからないけど、もし私がその立場だったら半日くらいあのクソババ。って思って過ごしていたと思う。笑
あのクソババってイライラすることで、また私は誰かに嫌な態度を取っていたかもしれない。ほんの小さな言葉でも、言葉は連鎖する。
どこかで食い止めないといけない。
そんな風に思った今日の出来事でした。