私が出版するまでの話

出版に興味があるという人には是非参考にしていただけたらと思います。

私のゼロから出版するまでのお話です。

最初に本を出したいと思って、動き出してから

多分5、6年かかりました。

どのように出版にたどり着いたかお話をしたいと思います。

初期の出版への取り組み

初期の頃は音楽家さんむけの本を出したいなと思っていました。

で、まずは自分で音楽関係の本を出版している会社さんに

企画書を送ってみました。

もう、何もわからず手探り状態です。

送ったうちの1件の会社さんから、運良くお返事がありまして。

面談に伺いました。

その頃は何もしならいので「おお、私の本出せるのかなー」なんて

期待して出版社に向かったものです。笑

 

そこで言われたのは、私が無名であるということ。

無名・・・無名だと本出せないんか・・・???

編集者さん曰く、有名な大学の先生とかで共著してもらえる人いませんか?

みたいなことを言われた記憶があります。

 

「とにかく知名度がないから、
有名な先生と繋がりできたらまたきてねー」

 

みたいな返事でした。

 

なるほど・・・。

出版って大変なんだな・・・とそのときに初めて

現実を知るのでした。

出版への取り組み第二段階

しばらく心が折れていたのですが、

また、出版への意欲が沸いてきました。

次にチャレンジしてみたのが、

こちらのサイトに企画を送ることです。

企画のたまご屋さん

演奏会のチラシ屋さんを運営する私としては

なんとなく、親近感がわきます。

 

こちらのサイトでは、

出版をしたいという人の企画の募集を受け付けています。

そして、応募した企画に興味を持った

企画のたまご屋さんの担当者の方が手を上げてくださると

担当が決まり、

多くの出版社の人が登録しているメルマガに

自分の企画内容が掲載されます。

出版社の人で興味がある人がいると

連絡があり、そこから出版社との交渉になるという感じです。

一人でやるよりも多くの出版社に当たれるし、

サポートしてくれる担当者がつくということがメリットです。

料金ですが、

企画を送ったりするのには費用が発生しません。

企画が通って、出版された際に

印税の30%をお支払いする仕組みです。

 

印税の30%が高いのか、安いのかという点ですが、

私は安いと思っています。

人それぞれ感じ方はあると思いますが。

かなりリスクを負ってサービス提供をしてくださっていると思います。

 

私が応募した企画ですが、

私の企画に手を挙げてくださった出版プロデューサーのRさんのおかげで

出版社1社からオファーをいただき

面談に伺いました。

 

その出版社さんは私の企画に興味は持ってくださっているのですが、

イマイチ企画の内容が練りきれていないのか

どんどん課題が出されたんですね。

こういう企画にできますか?

こういうの練り直してもらえますか?

 

みたいな感じです。

 

一生懸命、取材したり、ネタ増やしたりしたのですが、

結局、結構時間をかけて練り上げたのですが、まだ足りてない。

 

ということで、企画が流れてしまったのでした・・・・。

 

ああ、やっぱり出版って大変・・・。

 

なのですが、

私はここで担当になってくださったRさんと今も交流があり

出版だけではなく、多岐に渡り現在もビジネスを行っています。

たまご屋さんではこの時に出版が決まりませんでしたが

本当に良い出会いがありました。

私はこれで出版をつかみました!

さて、いよいよ私が出版を掴んだ取組についてです。

知人からの紹介で

ベストセラー作家の樺沢紫苑先生が主催する「ウェブ心理塾」というコミュニティに参加することになりました。

 

ウェブ心理塾では、SNSの活用方法やビジネスに必要なセミナーを

月1回開催しつつ、

毎年7月にステップアップの機会として

出版コンペが用意されて言います。

樺沢先生が提唱する成長のステップは

1 情報発信する

2 講師になる

3 著者になる

4 分野ナンバーワンになる

というものです。

毎月の学びで、情報発信できる力をつけて

講師を目指し、

講師までできる実力がついてきたら

著者を目指す

こうしてお互いに高め合っていきましょう。

という理にかないすぎたコミュニティです。

 

出版コンペというと

すごい高い参加料が必要だと思われる方も

多いかもしれませんが、

ウェブ心理塾の場合

月会費のみでセミナーも出版コンペも参加できる仕組みです。

月会費も5500円です。

 

なんだろう、携帯電話より安いっすよ。笑

 

ということで、

こちらのウェブ心理塾で学ばせていただき

出版コンペに挑戦しました。

 

出版コンペの流れ

7月の出版コンペに向けて(2020年は7月ではくコロナの影響で9月開催ということです)

準備に入ります。

5月頃出版の心得を学び

6月出版企画のブラッシュアップ会で個別にアドバイスをくださり

7月に出版コンペ本番となります。

 

出版コンペに企画を応募すると

当日会場でだれが企画をプレゼンできるか発表されます。

そう、事前にプレゼンできるかわからないのです。

優秀な企画上位20企画くらいが名前を呼ばれて

短い時間で自分の企画をプレゼンするというような流れです。

 

私はこの出版コンペに2度企画を応募しました。

1度目は企画が通らず・・・。

2度目の挑戦で企画が通るかと思いきや・・・

通らず・・・。

 

諦めていたら・・・

余った時間で敗者復活戦が行われ

ここに滑り込むことができたのです。笑

 

運がいい。笑

 

そして、ここでプレゼンさせていただき

参加されている出版社さん4社さまに札を上げていただき交渉権を獲得した。

 

そんな流れです。

 

で、お話をさせていただく中で

今回はみらいパブリッシング様とご一緒させていただき

出た本がこちらです。

 

 

あれ、音楽家向けの本じゃないの?

という点についてはまた別の機会にお話したいと思うのですが

自分の棚卸、自分の強みなんかを把握して

自分のブランドをどのように構築するかで

出版がしやすくなったり、しにくくなったりするなというのが今感じていることではあります。

 

出版のきっかけについてお話をしてきましたが、

企画の練り方や出版後を見据えた取り組みなどに関して
また、私の感じることをまたまとめたいと思っています。

 

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