成功するチラシ

チラシって集客力あるの?

 

チラシを理解することで、チラシは必ず武器になる

最近は新聞を取らない家庭も多くなりましたので新聞の折り込みチラシを手に取る機会は減りましたが、私はあの折り込みチラシを眺めるのが大好きでした。お得な情報を探すのは宝探しでもしている気分になります。

インターネットで得る情報とは違った意味でチラシの情報を待っている人がいます。

限られたスペースだからこそ、情報は整理されていますし、インターネットと違って、チラシを手にするということは情報を手にした実感がわくのです。その情報にインターネットの情報よりも信頼感を感じる人は少なくないはずです。ですから、情報源がインターネット中心になった今でも業種によってはやはりチラシの存在は大きいといえるのです。

ここではチラシを作るときに意識しておくとより良いチラシに仕上がる5つのステップをご紹介したいと思います。

結果に繋がる「5つのYes」

あなたはチラシをどのような目的で作りますか?イベントの集客、商品の紹介、サービスの紹介、開店の案内、会員募集など、ビジネスでの使用目的はこのようなところに絞られてくると思います。

これらのチラシに共通しているお客様が通る5つのステップです。

ステップ1 目に留まるか、留まらないか

ステップ2 手に取るか、取らないか

ステップ3 持ち帰るか、持ち帰られないか

ステップ4 次の行動を取るか、取らないか

ステップ5 買うか、買わないか

以上の5つです。

お客様予備軍の人たちは常に小さなYes・Noを繰り返しています。この5つのステップすべてでYesをもらった時が目標を達成するときです。ステップ1とステップ2は認知段階、ステップ3~5は検討段階です。そのステップをクリアできるようにチラシを作っていけば良いのです。

 

ステップ1 目に留まるチラシ

第4章の最初に画像とタイトルの話をしました。目に留まるかはこれを実践しているかどうかということが非常に重要になってきます。

この目に留まるというのは時間にしたら数秒しかありません。

新聞折込をパラパラと眺めて目に留まるか、店舗などのラックに置かれていて目に留まるか、郵便ポストに入っていて目に留まるか、どこかに掲示されていて目に留まるか、配布方法を考えてイメージしながらデザインを考えてみると良いでしょう。

目に留まるという事でいうと色味は「赤」を使うと目に留まりやすくなる傾向があります。

赤はインパクトがあり、人を惹きつける色なのです。

 

ステップ2 手に取るか、取らないか

もし、ステップ1で何かが気になって目に留まったら、もう少しそのチラシの中に書かれていることを知ろうとしてくれます。ここではキャッチコピーが活躍します。

チラシの中に書かれていることの結論が伝わる形でキャッチコピーを掲載しましょう。キャッチコピーの項目にも書きましたが、キャッチコピーを作るテクニックは多くありますが、まずはシンプルに伝えるだけでも充分役割を果たしてくれます。もちろん、プロに心に引っかかりを作る言葉、思わず読みたくなる言葉で作ってもらえれば効果はアップしていきますが、できない場合は想いを込めて作る事を第一に考えてみてください。

 

ステップ3 持ち帰るか、持ち帰られないか

見事にステップ2もクリアし、いよいよ関心が高まってきたら次は記載内容の詳細にも目を通してもらえる可能性が高まりました。ここで大切なのは記載内容を見た人が疑問に感じること、不安に感じることをなるべく先回りして答えてあげるということです。安心感を持ってもらう事でグッと商品・サービスとの距離が縮まります。

 

ステップ4 次の行動を取るか、取らないか

最近は販促がチラシで完結するという事が減りました。チラシの次に見るものはなんでしょう?

そうです。ウェブサイトです。興味を持ったお客様、だんだんその商品・サービスが気になり始めています。手に取ったチラシを片手に電車の中でさらに詳しい情報を調べてみようとなるわけです。

そこで重要なのが次の行動への導線です。ウェブサイトだけではなく、チラシを見た人に次に取ってもらいたい行動を意識してわかりやすい導線をチラシの中に記載することでお客様はチラシの中で迷子にならずに次の目的に到達することができるのです。ウェブサイトに誘導したい場合はウェブサイトのアドレスだけではなく、グーグルなどの検索エンジンでどのような言葉で検索するとウェブサイトが表示されるのか検索ワードの記載やQRコードをセットで入れるようにしてください。

電話をして欲しい場合は忘れずに受付時間を記載してください。電話をかけた時に、営業時間外だったらどうなるでしょう。せっかく高まった気持ちがスルスルと冷めていってしまいます。

また直接来店を促す場合はわかりやすいアクセス案内や地図の表示が必須です。

 

ステップ5 買うか、買わないか

ステップ5ではもうチラシの役割は終わっているかもしれません。次の段階でのウェブサイトや接客対応で購入につなげていきましょう。

小さなYesを5つもらえれば売り上げが上がります。当たり前のことですが、この5つのステップを忘れている人が多いのです。

 

もう一つ覚えておいて欲しいことがあります。チラシは一番初めにお客様に出会う可能性が高い販促ツールであるということです。

第一印象はチラシが決めているケースも多くあります。そんなチラシですからデザインするときは客観的にデザインをみて、どのような印象を与えているかよくチェックしてください。

 

私たちと一緒に最強チラシをつくりましょう♪